導入事例・ブログ
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公開日 : 2020/10/28 / 最終更新日 : 2024/03/05
御社では問い合わせ対応が属人化していることで、以下のような課題をお持ちではありませんか?
このような際に役立つのが、問い合わせ管理システムです。
しかし、問い合わせ管理システムにも様々なタイプがありますので、各製品の特徴を理解しておかないと、導入しても課題の解決につながらなかった、ということにもなりかねません。
本ページでは、
といったコンテンツをご紹介していきます。
ぜひ、5分ほどお時間頂き、最後まで読んでみてください。
目次
問い合わせ管理システムとは、チーム間で以下のような情報を管理できる製品を指します。
このような管理が可能になれば、問い合わせを受けるチームの効率性・生産性が大きく向上するはずです。
よって、働き方改革を推進したいと考える企業にも導入をおすすめしたい製品です。
具体的なメリットは後述します。
では、まず次の表をご覧ください。
問い合わせ管理システムの概ねの特徴を頭に入れてから、読み進めていきましょう。
システム名 | 特徴 | おすすめ出来る企業 | 料金 |
---|---|---|---|
Zendesk |
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kintone |
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メールディーラー |
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CS cloud |
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Re:lation |
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UnitBase |
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WaWaD-Be |
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https://customer-support.odk.co.jp/support/
Zendesk Supportは、弊社が導入・運用の支援を行う問い合わせチャネルすべての情報を一元管理できるという特徴を持っています。
また、「誰が問い合わせに対応しているか」「問い合わせへの対応ができないまま途切れてしまっていないか」もチケット制でチェックできますので、顧客満足度の高いサポートが可能です。
【おすすめできる企業】
【料金】
【導入事例】
kintone(キントーン)は、対応履歴や問い合わせ内容を記録し、対応モレ防止を目的としているアプリケーションです。
また、オペレーターごとの対応件数や問い合わせの種別といった事柄を分析できますので、スタッフ教育に役立ってくれる面を持っているのもkintone(キントーン)の特徴です。
【おすすめできる企業】
【料金】
【導入事例】
メールディーラーは、メールでの問い合わせに対応したツールです。
メールを問い合わせ専任スタッフで共有できるうえ、過去の問い合わせ情報(だれが/いつ/どんな内容を返信したか)のチェックもできます。
また、スタッフにより対応品質が偏らないよう、テンプレート+承認フローで「誰でも最適な返信」ができます。
【おすすめできる企業】
【料金】
CS cloudは、利用者数の多いLINEをベースにした問い合わせ管理システムです。
LINEから入る問い合わせをいくつかの段階に分け、自動応答、問い合わせ内容に応じて適任者に転送、対応状況(ステータス)の付与といった流れで、煩雑な問い合わせフローを整理してくれます。
【おすすめできる企業】
【料金】
【導入事例】
Re:lationは、メール/Twitter/チャット/LINE/電話といった多くのチャネルでの対応を管理するツールです。
Re:lationは直感的に使いやすく、2019年度のグッドデザイン賞も受賞しています。
ひとつの画面で、すべてのチャネルの対応状況/対応者をチームで確認できます。
【おすすめできる企業】
【料金】
【導入事例】
https://www.justsystems.com/jp/products/unitbase/
UnitBaseは、知識や経験がなくてもデータベース作成ができるオンプレミスシステムです。
使い方は幅広く、顧客管理や問い合わせの管理、案件管理など多岐にわたります。
データベースへのアクセス権コントロールも自由ですので、「お客様の声」をどの部署の誰に見せるべきか、全社的に共有すべきかも容易に決めることができます。
ワークフローやメール通知も基本機能に含まれますので、どのような業種/業態にも使いやすい設計です。
【おすすめできる企業】
【料金】
【導入事例】
ttps://www.wawaoffice.jp/product/db/
WaWaD-Beは、問い合わせを含めた様々な情報(顧客/商品/商談/クレーム)を蓄積し、必要な部署で共有するためのシステムです。
プログラムに精通した人材も必要なく、自由にフォームを作成可能です。
他の「WaWaOfficeシリーズ」(社内コミュニケーション/労働時間の管理/グループウェアなどのクラウドサービス)と連携すれば、使い方もさらに幅広くなります。
蓄積されたデータをCSV形式でエクスポートすることもできますので、資料作成といったシーンでも活用できるのがWaWaD-Beの特徴です。
【おすすめできる企業】
【料金】
問い合わせ管理システムを失敗なく選ぶにはどのような点に注意すればよいのでしょうか。
大事なのは、次の3つのポイントです。
では、それぞれのポイントについての理解を深めていきましょう。
問い合わせを含む社内の情報管理をするには、「自社の課題」をはっきりさせ、課題を解決できるシステムを選ばなければなりません。
情報管理システムは数多くありますが、御社の課題が問い合わせ情報の集約/活用であるなら、その点で秀でた機能を持ったシステムが必要でしょう。
いくら多機能で「使いたい」と思えるシステムでも、御社の抱える課題を解消するはずの機能が充実していないなら、導入そのものを見送らなければなりません。
問い合わせ内容や、社内情報の管理をするシステムを選ぶ際には、拡張性や連携性にも留意しなければなりません。
既に導入しているSaaSやオンプレミスシステムがあるなら、そこに蓄積されているデータを活用しない訳にはいきませんし、一気に他のシステムへ移行することも難しいでしょう。
蓄積したデータを活かしつつ、問い合わせ内容の管理機能を付け加えたいのであれば、拡張性/連携性が高く、現在利用しているシステムとなじみの良いものを選ぶ必要があります。
問い合わせ管理システム選びには、「価格」にも注目してください。
上でもご説明した「自社の課題を解決できる製品かどうか」「拡張性や連携性はどうか」に、価格を加味して検討することで、コストパフォーマンスを理解することができます。
問い合わせなどの情報を管理するにあたって、いくら安くて多機能でも、「これは使わない」と考えられる機能の方が多ければ無駄な出費となる可能性があります。
また、初期費用の有無、初期費用でどこまでサポートしてもらえるのかという面で「価格」を見ることも大切です。
本ページ冒頭で、「問い合わせ管理システム」について解説しましたが、具体的なメリットは以下に集約できます。
それぞれについてきちんと理解すれば、「問い合わせ管理システムを厳選しなければならない理由」も同時に知ることができるでしょう。
問い合わせ対応には後処理が必要となりますが、この点までカバーし、生産性の向上・効率化を図れる問い合わせ管理システムは「勤務時間の短縮」につながります。
結果として、残業は減り、社員もライフワークバランスを保てることとなり、会社も社員にも大きなメリットとなります。
また、直感的に使える、使い方に関するFAQを事前に準備しておける問い合わせ管理システムなら、初めてそのシステムに触れる社員でもストレスを感じず、時間をかけずに利用開始できるはずです。
優秀な問い合わせ管理システムは、対応ミスやクレームの減少といったかたちで業務を支えてくれます。
コールセンターなどで受けた問い合わせが「回答モレ」状態になっていないかが確認できるシステムであれば、対応ミスを大きく防げます。
また、クレームの内容を記録でき、その情報をシステム部/製造部など必要な部署と共有できるのであれば、サービス/商品の改善に役立ち、クレームそのものが少なくなるでしょう。
社内FAQや、よくある質問に対する回答テンプレートが用意できる問い合わせ管理システムなら、顧客に対応するスタッフ誰もが同じ対応品質を保てます。
よく寄せられる問いに対しては、どのスタッフも全く同じ回答ができます。
まれに寄せられる問いは、社内FAQを検索することで対応に手慣れたスタッフと同様の回答ができるのです。
対応品質は、高い対応スキルを持つスタッフほどよいものです。
ですが、その状態をいつまでも放置するなら、いつまでたっても属人化解消できませんし、新人が育たない環境のままでしょう。
問い合わせ管理システムは、顧客から寄せられる問いとそれに対する答えに役立つだけでなく、属人化解消や新人の育成にも役立ちます。
弊社は、問い合わせ管理システムとして「Zendesk Support」を多くの企業さまへご提案し、導入支援させていただいています。
お客様ごとの課題に対し、Zendeskシリーズのどのシステムが適しているか、どのような運用方法が最適解なのかを一緒に考えさせていただきます。
具体的には、次のような事例があります。
株式会社グロービス様は、法人向け人材育成サービスを提供する中で、「複雑なスクール制度に合ったきめ細やかな対応」「スピーディーな対応」が実現できないか、という課題をお持ちでした。
年間1万件をこえる申し込みに対応するため、社内では複数のメーリングリストで情報交換をしていましたが、進捗がなかなか追えない、誰が何に対応しているのかがわかりづらいという問題が生じていたのです。
申し込みや問い合わせを複数人の担当者でこなすため、Zendeskに関心を抱いていただいたということで、弊社は問い合わせ対応の見える化・社内FAQ構築のためにZendesk GuideとZendesk Supportをご提案しました。
導入以降、株式会社グロービス様はたった3ヶ月で次の効果を出されました。
鴻池運輸株式会社様は、運送だけでなく倉庫(ドライ/冷凍/冷蔵)拠点の管理を行う中で、「電話での連絡/問い合わせの属人化からの脱出」「連絡内容の記録モレ」の問題を解消したいという希望をお持ちでした。
顧客からの問い合わせ、社内での問い合わせは別々に管理すべきことでありながら、密接な関係を持っています。
大きな組織でありがちな「縦割り」では、情報の連携は難しいものです。
この社内外の情報管理に関し、弊社はZendesk SupportとZendesk Talkをご提案しました。
この組み合わせで問い合わせ対応を始めたところ、鴻池運輸株式会社様は次のような成果を生み出すことに成功されました。
今回は、問い合わせ管理システムの効果、7つの問い合わせ管理システムの特徴、問い合わせ管理システムを導入するメリットや選び方についてご説明しました。
現在、顧客のみならず、社内からの問い合わせ管理に悩んでいる企業にとって、問い合わせ情報のとりまとめと分析、属人化からの解放が業務効率化のカギとなることがおわかりいただけたでしょうか。
問い合わせ管理システムの導入を検討されるのであれば、「チケット管理」ができるものを選んでいただきたいと思います。
チケット管理とは、発生した問い合わせを「1チケット」とカウントし、そのチケットの状況(未対応/対応中/対応完了)を問い合わせ内容と同時に記録する方式のことです。
チケット管理のできるシステムなら、対応モレを予防できますので、「いつまでたっても回答を得られない」「対応方法に不満を抱かれてしまう」という問題を回避できます。
Zendeskは、このチケット管理を備えた問い合わせ管理システムです。
もし、問い合わせにまつわる課題をお持ちなら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。